グッバイ・ダンディー

日直がありました。
しかし、今日は特に何も仕事がなかったので当直室でごろごろしたり、先輩方とプレステの
ウイニングイレブン」というサッカーゲームで遊んだりしていました。



私はゲームに熱がこもってくるとゲーム内のプレイヤーと同化し、何かあるたびに
「ぐはぁー!」「なんだってー!」「くおー!」「むきぃー!」「ぬほぉー!」
と普段以上にリアクションがオーバーになってしまうので、先輩方に
「もう少しおとなしく出来ないのか」
と突っ込まれてしまいました。


そんな試合が何度も続いて、さすがにもっと大人にならなければならないなあ、と反省してきたので
「わかりました。次の試合からは紳士的なプレーを目指します。
生まれ変わったダンディーなヒゲ山をご覧ください」
というようなことを言いました。
私は(きっと『そんなの無理に決まっている!』と突っ込まれるのだろうなあ)と予想していたのですが、先輩は
「俺、ダンディーっていう言葉、ダンディー坂野を最後にテレビで見て以来聞いてないよ」
と予想外な点を突っ込んできました。


その斬新な切り口に、「さすが仕事のできる先輩は着眼点が鋭いなあ」と感心しました。
私も仕事のできる社会人を目指してこれからも精進したいと思った日曜の当直でした。



あ、ちなみにそのダンディー宣言をした直後の試合が始まって数分後のヒゲ山といえば、
「くらえ!殺人タックル!」
などと叫び、「カードをもらわないけども致命傷を負わせるだけの威力」を持つぎりぎりのスライディングを
連発して先輩のチームの選手の足元をひたすら削っていました。
ダンディー宣言は何処へ…



いやあー、ゲームをやると人格が変わっちゃうから怖いですよねー。
それにしても私のダンディープレイは、まだまだ遠い未来の話になりそうです。