飲み会

今年と去年採用の若者たちと飲んできました。
今年入った新採2人の女性は、すこぶるはつらつとしている方々なので、話をしているとネクラな私は
塩をかけられたなめくじのように溶けてしまいそうになります。
なんちゃって。


しかも若い女性は恋の話が好きなようで「ヒゲ山さんはどうなんですか、いい人がいるんですか?」
とかしつこく聞いてくるので
(ああもう、うっとうしいなあ、いるわけないだろうがこのばかちんが!)
と思っていたのですが、その通り答えるわけにもいかず、かといって正直に説明するのも面倒なので
「さあーて、どうなんでしょうねえ、えへらえへら」
と適当にごまかしたら
ごまかし笑いが余裕の笑みととらえられてしまったのか
「ああーその様子だとやっぱりいるんですねー」
ととんでもない勘違いをしてしまったようです。
否定するのも面倒なのでそのまんまにしておきました。



それと、私の同期の男性がその女性二人に「ヒゲ山はキャバクラに行ったことがある」という情報を
吹き込んだようで、その飲み会の時も
「どうなんですか。今日の夜もこの後行くんですか?」
とか聞いてくる始末です。
どうやら詳しく話を聞くと彼女らの中で「ヒゲ山はキャバクラにはまっている遊び人だ」と
おおげさにとらえてしまったらしく、これだと彼女たちの中で私は
「彼女がいるくせにキャバクラに通いつめる夜の帝王」と認識されてしまうではないですか。


そこはさすがに否定しておこう、と思い「そ、それは違うんだ!」と必死に説明したら必死さが余計に
嘘くさかったらしく
「またまたー、正直にしゃべっちゃえばいいじゃないですかー」と言われる始末。


説明するのが面倒くさくなってきたので、「そのヒゲ山像もそれはそれでおもしろいなあ、えへらえへら」
と思いなおしそのまんまにしておきました。
えへらえへら。