笑金スペシャル

先週の笑金コラボネタバトルはおもしろかったですね。カンニングファンの私としては、
竹山さんの今後のピン芸人生活が非常に気になるところであるのですが、今回の番組では
竹山さんだけで3回ネタをやり、しかも最後は番組のオチのおいしい部分を持っていくなど、
番組としてかなりカンニングをプッシュしているなあ、という気がしました。


私的には、竹山さんと劇団ひとりのコラボネタ、『フレッシュandセクシー』が印象に残ったので、
このコンビはまたやってほしいなあと思います。
劇団ひとりの熱演に竹山さんが引っ張られている感じ、というかお互いのテンションの高さや
くどさが共鳴しあって、笑いの新たな可能性を生み出しているのではないでしょうか。
竹山さんの今までにない顔を見れてよかったです。




それから竹山さんと田丸マキによる『田丸山』のネタも意外とおもしろかった。
間の取り方や、言葉使いや、コンビの呼吸にぎこちなさがあるものの、基本を抑えていて
よかったんじゃないでしょうか。
竹山さんが以前どこかで「相方が戻るまで他の芸人とは漫才をやらない」というようなことを
言っていたけど、なるほど、確かに他の芸人と漫才をやって『カンニング』よりもおもしろかったら
中島さんが復帰したときに『カンニング』としてやりづらいでしょうからねえ。
その点、今回竹山さんが相方に指名した田丸さんは絶妙な選択だと思います。
あえて芸人じゃない人を選ぶことで中島さんに気を使っているんでしょうねえ。と、いいように解釈してみる。



あと、完成度はともかく、今回瞬間的に一番笑ったのは、長井andモンキッキーです。
内容はさくらんぼブービー的な意味不明なおもしろさ、というのが中心になると思うのですが、
あれを長井秀和がやる、というところに意義があるのだと思います。特にネタ中に出てきた
「ぺちょーんっ、ぱっ!」と「あいむーん!」は秀逸なギャグ?だと思う。
なのに会場評価があんなに低いのはなぜなのだ。なぜなのだ。なぜなのだ。