「仁」について考える

本日、書類の中に表れた「じん」がどういう漢字なのかを上司に口頭で説明する必要があったので、
まず始めに「『草野仁』の仁です」と説明しようと思いついたのだけど、
(いや、果たして草野仁知名度は全国でどれだけのものなのだろうか)
と気になり始めたら草野仁のたとえはよくないような気がしてきて、迷ったあげく「『仁丹』の仁です」
と説明したら「はあ?」という顔をされて5秒ほど間があった後に「ああ、『仁義』の仁ね」
とようやくそこで通じたのでした。


仁丹が仁義に負けたのがなんか悔しかったので、その後しばらく
「仁義・・仁丹・・じんぎ・・じんたん・ジンギジンタン・・・・」
と脳内で「仁義」と「仁丹」の存在感比べを行っていたのですが、しだいにジンギジンタンが頭蓋骨をかけめぐり
どうしようもなく、ぐるぐるしてきて「ああ、たぶん自分が気にするほどの話ではないのだろうなあ」
という結論に至ったのでした。 
おしまい。