導かれし者たち

この日から始まる連休では、前々から計画していたことがありました。
それは大学の後輩である、シロー(仮名)さんとラスカルさん(仮名)がわざわざ仙台から青森へと
やってくるため、それならば、ということでむつで教師をやっている、ヌーさん(仮名)にも声をかけ
4人で麻雀をしようじゃないか、という夢のような特別企画。


12時30分ごろシロー、ラスカルが到着し、遅れてヌーも現ると、意気揚々と駅前にある「リーチ麻雀さかえ」
という店へと入っていきました。
かくして、『麻雀大会in青森』が開催したのです。
いーやっほーい!
パーッパパーパ・パパパパー、ズン・ドン!(キテレツが道具を完成させたときの音楽)



さかえという店には初めて入ったので、少々緊張したのですが、全国チェーンということもあってか、
店内は明るく清潔感があり、従業員の対応も文句無しでした。
値段は4人で1時間1800円なのでまあ、そんなもんなのかな、というぐらいですが、会員になると
1500円だということです。


久しぶりに手にする生の牌の感触は心地よいものがあり、それだけでテンションが高まり、血肉沸き踊る
といった感じです。
井上先生の車椅子バスケ漫画『リアル』で、病気が悪化して、バスケができなくなった選手が
病院のベッドの上でバスケットボールを触って、「このつぶつぶの感触が…」とボールの感触を
楽しんでいたシーンがありましたが、この時の私はまさにそんな感じでしたねえ。
はははは(気の無い笑い)。



で、肝心の麻雀の結果ですが4時間ほどやって、私は+5ぐらいでぎりぎり2位でした。
ちなみに、この日は珍しく1半荘内で2回の役満がでました。
初めはラスカルさんが格好よく国士無双をツモり、我々その他3人は「どひゃー!」と驚きました。
そのときの私は残り5000点ぐらいまで落ち込み、「もはやこれまでか」とあきらめかけていたのですが、
オーラスあたりで、白・発・中をあれよあれよという間にすいすいツモってきて、
大三元をあがり結果的に逆転したのです。
前に役満を出したのは、大学2年の春ごろだったのでそれ以来の役満ということになります。
ハッピーな気分になった私は、会心の笑顔で店員に写真を撮られ、店内で使える食事券を
もらったのでした。


めでたし、めでたし。