擬人化してみよう

《よいではないか、よいではないか》

あ〜れ〜   クルクルクル〜


《ほっほっほっ。今宵はわしらを存分に楽しませるのじゃ。》



《ほれほれ、そんな緩慢な動きじゃあ、誰一人として満足しないぞよ。ピシャーン!ピシャーン!》


はうっ!あうっ!
申し訳ございません…。それでは・・・
そーれ、それそれ!
・・・こんな感じでよろしいでしょうか?


《ぬほっ。やればできるじゃあないか。そうじゃ、体全体を使って最高のパフォーマンスを相手に
ほどこすのじゃ。》


ハぁっ、ハぁっ。


《こ、こらっ。勝手にスピードを落とすんじゃないっ!
ピシャーン!ピシャーン!
もっと激しい動きで長時間続けるんじゃ。相手はまだまだ元気なんじゃぞ。
体と体の派手な攻めぎ合いをみんな期待しているんじゃから》


しかし私、もう、もう・・・だめです…。


《しっかりせい。もうちょっとだけでいいんじゃ。絶対に先に果てるんじゃないぞ。このっ!このっ!
ピシャーン!ピシャーン!》


あっ、そんなに強くしたら、ああーっっっ。 コトン…




こまを擬人化してみた。